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“子育て法”革命―親の主体性をとりもどす (中公新書)

“子育て法”革命―親の主体性をとりもどす (中公新書)
品田 知美
“子育て法”革命―親の主体性をとりもどす (中公新書)
定価: ¥ 777
販売価格: ¥ 777
人気ランキング: 16973位
おすすめ度:
発売日: 2004-09
発売元: 中央公論新社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
“子育て法”革命―親の主体性をとりもどす (中公新書)の詳細を見る

“子育て法”革命―親の主体性をとりもどす (中公新書)はお薦めの一冊です。
この世界を極めたいと思うなら是非、一読をお薦めします。

読むほどにこの世界に対する新しい理解が得られること請け合いです。まぁ、私がお薦めする理由もそこにあるのですけど・・・

難しく考えることなく気軽に読めて、それでいて読後のあなたの役に立つこと請け合いです。

レビューを拝見しても総じて評価の高い一冊のようです。あなたの理解を深めるためにも是非とも一読をお薦めするものです。

着眼点のよさ
世上に出まわっている子育ての本からは反対のアプローチであり、そこそこ説得力があった。スポック、松田道雄という名前は家の書棚にも見たなあと想起したくらい。子育てにも潮流のようなものがあったわけだと、気づかされた本である。

個人的には、同世代のキャリアウーマン的な女性ということもあり、「闘っている」ガンバリズムのさまがなんとも共感も呼ぶ! ハッピー(オッパッピー?)な母子癒着アドバイス本に疲れた若夫婦は是非読むべし!


まだ議論が荒いかもしれない
身近な他人の子育てを見て「何もそこまで子供に追随しなくても・・」と思わされることは多い。親はよくとも、迷惑千万・不愉快千万な子供たちの言動に、同じ社会の住人として辟易させられることも、多々ある。現代日本のママさんたちがこぞって<子供中心>の育児に勤しんでいることを憂う筆者の心情に共感を覚える部分は多い。

しかしながら、やはり読みにくい本ではある。
「抱っこ」「離乳」「添い寝」などの話題がごちゃまぜで議論が少しバラついている感もあり、筆者の言いたいことは、分かるようで、なかなか分からない。最後の二つの章(5章と6章)で、やっと筆者の言いたいことが見えてくるが、ポイントはやはり明確な形で最初にどんと持ってきておいてもらった方が良かったと思うし、終盤でさらに再び厚く論じてもらえる格好であれば、より説得的だったように思う。前置きが長すぎるという印象。

松田道雄氏の子育て法の解釈については、少し疑問を感じた。彼は<子供中心>の子育て法の提唱者というより、既に世に出回り始めていた育児マニュアルに世のママさんたちが縛られないよう配慮した方であり、根本的には本書の筆者と同じスタンスのはずである。
松田氏以外の育児書の引用からも様々な解釈を行っているが、言葉尻を浅く捉えているという印象は拭えない。ご自分の著書も同じ扱いをされかねないことを思えばもう少し慎重さが欲しいところである。

本書の主張は、「抱っこ法」などによって提唱される甘え受容型の育児法と対立するものではないと感じた。苛立ちなどの感情によって子供の心理を拒絶してしまうような感情的な親にとっては、より理性的なノウハウが味噌になるし、理性が勝ち気味で忍耐強い、優等生タイプの親にとっては、感情と主体性の回復が肝要となる。両者が場面の異なる方法論であるということが冷静に思考され、文中でも配慮されれば、本書は育児中の親たちにもっと受け容れられやすくなるだろう。

「親はなくても子は育つ」けどね。
著者は追い詰められているんだなあ、と思う。
まじめなんだなあ、と思う。
自分に欠けたところがあると認めたくない人なんだなあ、
人に助けて、って言えないんだろうなあ、
で、「世話好き」では、きっとないんだろうなあ、と思う。
で、きっと世間に少なくないであろうそんなお母さんに、この本は受けるだろうなあ、と思う。
この本は、「親が世話をしなくても子どもは育つんだ!」って言いたい筆者が理論武装のために書いた本のようで、
筆者は社会学者さんなので、社会学的な事実の紹介は中々興味深いです。ただ、その事実から筆者が導き出している論理は、現代の医学的常識(母乳分泌の生理学や乳児突然死症候群の概念などですね)などから考えると、疑問を呈さざるを得ないです。
書名に「革命」の文字がありますが、著者は現在の「子育て支援」すら、目に入っていないように感じます。
「親」に比べれば圧倒的に「弱者」である「子ども」は、著者が紹介するように歴史的にも文化的にもさまざまな局面で「ほったらかし」にされてきています。
そしてまた、著者が感じているように、「母親1人に育児が強制されて、母親が追い詰められている」のも事実です。
現在進行中の「子育て支援」は、「母親だけが育児を担うのでなく、母親の代わりに社会の誰かも子ども(そして母親も)を見守ることにより、母親と子どもを手助けする」ことに主眼が置かれています。
現場を見ている人たちは、「母親1人に子育てを強制すると母親の精神が危うくなり子どもに危険が及ぶ」ってことに、気づいているんです。
本書が「世話嫌いの母の自己弁護」に利用され「ほったらかしにされる子ども」が増える原因になることのないことを、望みます。

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